最近のマイブームはヘッドスパに行くことです。ヘッドスパしてスパイスカレーを食べて自宅でのんびりする休日は心身共にリフレッシュできる、好きな休日の過ごし方です。病院業務、アクティブな趣味が多いだけに月に1回はそういう過ごし方も大切だなと思っています。
ネットでヘッドスパ専門店を調べては、初回割のクーポンのある店を巡ってまた違う店へ…リフレッシュと言いながら節操のない店選びを繰り返している中で、「漢方×ヘッドスパ」を前面に押しだすヘッドスパ専門店を発見しました。漢方カジュアル化計画を企む身として、そのキーワードを解明するために予約。
目次
- 五臓をセルフチェック
- 漢方茶
五臓をセルフチェック
まずは、事前の体質チェックシートを記入します。質問事項は漢方をテーマにしているだけに五行に沿ったチェックリストでした。下のチェックリストは1例ですが、質問に答えることでネットやアプリで自分の体質を知ることが可能です。
五行は五臓と対応しており、
木=肝 火=心 土=脾 金=肺 水=腎
の対応になります。
チェックが多いところが身体の不調が多いところになります。
ヘッドスパはアロマオイルを使用。施術後は体質に合ったお茶が提供されました。「漢方×ヘッドスパ」の漢方の正体は「漢方×アロマテラピー」であり「漢方×お茶」など体質に基づいた漢方の提供でした。漢方を嗅ぐ、塗布、「服用」の三段階。
この3段階の中でも服用はもっとも効果を見込めます。
漢方茶
やっと本題の「漢方×お茶」の話に入ります。
漢方茶というと手に入りにくいもの、高級なものというイメージがあります。なので家で簡単にできる漢方茶を提案できたらと思ってます。
先ほどのチェックシートで考えた五臓と五性(熱温平涼寒)の考えを基にお茶を紹介していきます。
①ウーロン茶:肝、脾のタイプで熱っぽいタイプにおすすめです。体を覚ます効果、余分な水分を代謝しむくみを改善します。
②緑茶:肝のタイプで熱っぽい方にお勧め。熱を冷ます効果や消化を促進する効果があるため食後に飲むといいでしょう。ミントを加えることで頭をすっきりしイライラも改善します。
③ほうじ茶:多くの方に合うお茶です。胃腸が弱い方高齢者、子供にもおすすめです。
④ジャスミン茶:肝、心、脾のタイプでイライラしやすかったり、食欲不振、不眠の方にお勧め。カフェインは含まれているので飲みすぎには注意してください。適量であればむしろ精神を安定させてくれる作用もあります。
⑤紅茶:心、肺のタイプで体が冷えやすい方にお勧めです。
以上の①~⑤はどこのスーパーでも手に入りやすいのでぜひご自身の体質に近いお茶の茶葉を買って煎じて服用してみてください。おすすめは夕食後の一息つきたいときに毎日飲むことです。習慣化することで体質改善につながります。
これらのお茶に様々な生薬を加えて煎じていけばより個々の体質に合ったオーダーメイドの漢方茶を作ることができるようになります。
日常の中で少しでもリフレッシュできる楽しみを見つけることで日々の生活の質を上げることができればと思っております。
コメント