シンプルな食生活②~コスパ最強果物”キウイ”~

薬膳カレー 予防医療

前回の記事では科学的に体に良いとされるもの5つを紹介させていただきました。今回はその中でもこの時期、日常生活に取り入れやすい果物、特にコスパ最強健康食材キウイフルーツについて調べてみたのでご紹介させていただきます。キウイフルーツ、調べていくと、どうやらただものではなさそうなんです。キウイフルーツは極端に言うと食べる美容液、食べる点滴、食べるワクチンです!

食べる美容液、キウイフルーツ

キウイフルーツにはビタミンCが大変多く含まれています。どれくらい多いかというと、人が1日に必要なビタミンCは約100㎎といわれていますが、キウイフルーツは1個当たり約152㎎(ゴールデンキウイ)も含まれています。これはレモン約3個分以上といわれています。

ビタミンCは、肌のハリや弾力を保つコラーゲンを作るのに役立ち、シミなどの原因となるメラニン色素ができるのを抑え、抗酸化作用によって若々しさを保つことができます。

食べるワクチン、キウイフルーツ

ワクチンは少し大げさな言い方かもしれませんが、ウィルスに打ち勝つ体を作るためには、物理的な接触を避けるだけでなく、日々正しい生活習慣を作ることが重要になります。食事、睡眠は特に重要な要素です。なぜビタミンCを日々の食事で摂取することが免疫アップにつながるのでしょうか?

免疫とは、病気の元となる細菌やウイルスが体内に入ってきたときに排除する仕組みです。そんな健康にとって大切な免疫力をキープするために有効な栄養素の1つがビタミンC。ビタミンCは、免疫系が適切な働きをするのを助け、風邪などの感染症から体を守る働きがあります。研究データでは1日2個のキウイフルーツを4週間食べ続けた場合、免疫細胞の働きが活発になることもわかっています。

食べる点滴、キウイフルーツ

夏の足音が近づいてきたこの季節、熱中症を訴える方が顕著に増える時期です。熱中症を発症した場合、点滴や、薬局などで売られている経口補水液などで不足した水分を補給して改善します。このような治療をしないためにどのように予防すればよいのでしょうか?もちろんこまめな水分補給は必要ですが実はそれだけでは足りない場合があります。

熱中症予防のポイントは、ミネラルの補給です。ミネラルとは、ナトリウム(塩分)、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのことで、体の機能を調整するはたらきなどがあります。体内では作ることができないので、食べ物などから摂る必要があります。

汗をかくと、水分とともにミネラルも失われてしまうため、熱中症を予防するには、水分と一緒に必要なミネラルも補給する必要があるのです。
『糖・塩(ナトリウム)・カリウム・マグネシウム・カルシウム』の5つの栄養素です。水分と同時にこれらを補給することで、体のシステムが正常に働くようになります。ですから、熱中症にならないためには普段から、この5つをバランスよく摂ることが大切なのです。キウイフルーツには水分はもちろん、適度な糖、カリウム、マグネシウム、カルシウムがバランスよく含まれています。それに塩(ナトリウム)を加えるだけで、点滴と同じ成分を含む“食べる点滴”になります。

コスパ最強果物、キウイフルーツ

日々の果物の摂取は、体にいいとわかっていてもコストがかかりなかなか手を出せずにいました。しかし、調べてみたらびっくり、キウイフルーツはコスパ最強の果物です。半分に切るだけで食べられ、加熱に弱いビタミンCのロスが少ないのもうれしいポイントです。いつでも手軽に食べられるキウイフルーツで総合的な健康生活を手に入れたいです。

トップ画のカレーはスペアリブを前日からキウイフルーツと共に漬け込んで作ったカレーです。作り方はまた後日、記事で紹介させていただきます🍛

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