私は現在病院で薬剤師として仕事に従事しております。日頃、患者さんやその家族の方と接していると漢方薬に対する関心の高さと、気軽に始めることのできない間口の狭さにギャップを感じております。
薬剤師として漢方を学んできた知識を生かして、
漢方をカジュアルに
タイトルの”漢方をカジュアルに”をテーマに男女問わず幅広い世代に、日常生活から漢方を取り入れ、近年話題になっている「予防医療」や「健康寿命の延長」に貢献できるような情報を発信していきたいと思います。
薬食同源
「漢方=スパイス」まずは日常の食事から漢方を取り入れるべく、注目したのがスパイスです🍛
カレーに使われているスパイスは漢方としても使われています。
例えばカルダモン(小豆蔲)は、カレーやチャイなどでよく使われるスパイスですが、生薬や漢方で頻繁に使われていいます。爽やかな香りで清涼感を与えてくれたり、胃腸薬の原料にもなっています。シナモン(桂皮)は香りを嗅ぐことで、記憶力や集中力が高まる作用があると言われています。女性に多い頭痛、生理痛など和らげてくれることもあります。また、空腹感と甘い物を欲する事を抑えてくれるので、ダイエットしている人には嬉しいですね。漢方薬の中でも風邪の引き初めに良いといわれていて有名な葛根湯の中にも含まれています。
実は日常の食材も考え方一つでは、漢方・薬膳なのです。まずは日常の食事から漢方を取り入れ、漢方を身近に感じていただけたら嬉しいです。
コメント