頭痛をガマンしない!市販の薬でサッパリ解消!

セルフメディケーション

頭痛に悩む方々に向けて、頭痛の治療薬や予防策を紹介してきました。いずれも病院で医師の診察が必要な薬でした。頭痛でお悩みの方で仕事や家事でなかなか病院に行く時間がないという方も多いと思います。今回は忙しい方に向けて、市販の頭痛薬の使い分けや使い方を紹介させていただきます。

市販頭痛薬が効く可能性のある症状

市販で買える頭痛薬が使えるケースとして想定できるのは大きく3つに分けることができます。

  • 発熱を伴う頭痛:発熱を伴う頭痛の場合、細菌やウイルスなどの、感染性症状の可能性があります。発熱や頭痛以外に、のどの痛みや鼻水、咳、痰といった症状があるようなら、市販の風邪薬が推奨されます。
  • 緊張型頭痛:後頭部や頭全体が締め付けられるような痛みが特徴で、年齢、性別問わず、一番多く見られる頭痛です。長時間同じ姿勢を続ける事による血行不良や、精神的なストレスが原因と考えられています。
  • 片頭痛:片頭痛は頭の片側、もしくは両側がズキズキと拍動するように痛み、日常生活に支障が出るほど痛みが強いのが特徴です。光や音などの刺激によって悪化することが多いです。軽度の片頭痛であれば、市販薬が効果的な可能性があります。

以上3つのケースには市販で買える頭痛薬が効果を発揮する可能性があります。

市販で買える頭痛薬の種類

市販で買える頭痛薬の主成分は主に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)またはアセトアミノフェンがあります。作用発現が早くとにかく早く痛みを抑えてい方にオススメです!

  • ロキソニンS
  • リングルアイビーα200
  • アセトアミノフェン

選ぶときのポイントは鎮痛補助成分アリルイソプロピルアセチル尿素が含まれているかどうか。この成分は眠気の副作用があるため日中の使用にはお勧めできません。ただ夜間の使用でぐっすり眠れるようになるという可能性もあります。

また添加剤として無水カフェインが含まれている製品もあります。カフェインは頭痛症状を軽減すると言われています。適切な量のカフェインは頭痛に効果的です。

頭痛に使われる漢方薬

頭痛によく使われる漢方薬も何種類かあります。

  • 五苓散(ゴレイサン)五苓散は体内の湿気を除去する効果があるため、頭痛の原因が湿気に関連している場合に適しています。
  • 呉茱萸湯(ゴシュユトウ)気の滞りや血液の循環障害によるを改善するために使用します。 頭痛の原因が気の滞りや血行不良に関連している場合に適しています。

頭痛の症状は個人によってさまざまであり、症状に合わせて効果的な治療、薬を飲むタイミングが異なります。お悩みの方は薬局薬剤師に是非ご相談ください!

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