がんは遺伝によるものなのか、生活習慣によるものなのか、議論は尽きないと思いますが、私はどちらも原因があるのだと思います。特に、生活習慣によるものは今すぐにでも改善できる余地があります。例えば、交通事故は誰にでも起こる可能性のあるものですが、定期的な車のメンテナンス(タイヤ、エンジンブレーキなど)を行なっている方がリスクは下がります。がんになるということが目先のことではないためイメージが付きにくいかとは思いますが、体に良い生活習慣を身に付けて結果的にがん予防に繋げていきましょう!
りんご生活始めました
私自身お酒タバコはなるべく生活から遠ざけ、体に良いと言われるものを定期的に食べるようにしています。ただ独身一人暮らしとなると食事の中に野菜をとは思うものの、果物を摂ろうという余裕まではありません。果物に手を出している独身の方は多くないのではないでしょうか。値段も高いし、量も一人暮らしには多すぎるし・・・
私自身は春〜秋はキウイフルーツをヨーグルトと共に定期的に取るようにしています。ただ冬場はキウイフルーツが高騰してしまいスーパーの売り場でも見かけることがありません。そんな冬場の青果コーナーはりんごとみかんが彩ってくれます。今回は冬〜春が旬のりんごが体に良いのか解説させていただきます。
りんごと健康
- 食物繊維
りんごの食物繊維は主に皮に多く含まれています。腸の働きを活発にし、消化吸収を助ける働きがあります。中でも繊維成分であるペクチンは、整腸作用を促します。ペクチンは皮と実の間に多く含まれています。ペクチンは、コレステロールの異常を抑えてくれる働きがあります。ゼラチン状のペクチンは、硫酸多糖と呼ぶヌルヌルした物質で、この性質がコレステロールの運び屋、リポたんぱくを分離して、血管の壁にコレステロールが付着することを防いでくれるのです。同時にりんごの食物繊維が、腸の内部にあるコレステロールを吸収し、有害なものは、便として排出してしまうのです。
- ビタミンC
りんごに含まれるビタミンCは、100g当り4mg。安定生の高い酸化型なので、加熱したり切ったりしても破壊されず、栄養価が損なわれません。りんごを少し電子レンジでチンしてヨーグルトにかけるという食べ方もおすすめです!
- ポリフェノール
りんごには、100種類以上の「ポリフェノール」が含まれています。一つの果物に3種類以上含まれているものは珍しく、複数のポリフェノールを持つ事により抗酸化性が高くなります。
りんごポリフェノールの力6選
- 抗がん作用:「プロシアニジン」ががん細胞の繁殖や腫瘍の増大を抑制する効果がある。
- 虫歯予防:リンゴポリフェノール配合の洗口液を使うと歯垢の付着が防げる。
- メラニン生成の抑制:シミのもとになる、過剰なメラニンが作られるのを防ぐ。
- 育毛効果:りんごの果汁から抽出したポリフェノールの一種が、育毛を活性化してくれます。
- 抗アレルギー作用:活性酸素から細胞を守って酸化を防ぎ、老化の原因ともなる過酸化脂質が増えるのを抑制する。
- 高血圧予防:高血圧に深くかかわっているとされている、酵素の活性化を阻害し高血圧を防ぐ。
りんごに限らず果物を定期的に取り入れる効果は絶大です。糖尿病の方などは注意が必要ですが、生活に少しずつ取り入れて体のメンテナンスをしていきましょう!
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