ここ最近朝お過ごし方を続けて書いております。朝の時間を大切にすることはすべての点において好循環につながり本当におすすめだからです。早起き自体が健康寿命を延ばすわけではありませんが、早起きして朝の時間を大切にすることで心と体が整い健康寿命につながる生活習慣が身に着けられると思っています。
さて、早起きして白湯を飲んで散歩をして珈琲を淹れて最高の時間を過ごしているカルダモンですが、朝食についてはいまだ実験中です。ただここ半年続けている朝食がとても体に合っているのでご紹介させていただきます。
はじめよう、ゆるっと断食
最高の朝食、それは腸に負担をかけないという事です。これは、「睡眠時間」+「その前後の時間」で16時間食べずに過ごす「16時間断食」。睡眠時間8時間とすると、あとは寝る前と起きた後、合わせて8時間食事をしないだけで「16時間断食」が完了。やり方はごくシンプルです。
毎朝食パンとベーコンエッグを食べていた私にとって、このやり方は疑問でした。子供の頃から朝ごはんはしっかり食べなさいと教えられてきたからです。
ゆるっと断食のメリット3選
①胃腸の休息
1日3回食事をすると、胃や小腸に食べ物が残った状態で次の食べ物が入ってくることに。自覚がなくても、胃腸がフル稼働して疲れています。空腹の時間をしっかり取ることで、胃が休められて衰えていた消化機能が戻ります。また、腸も働きすぎで動きが鈍ると、便秘や下痢を起こすだけでなく腸内細菌のバランスの乱れにもつながります。つまりは腸活に繋がりますね。
②生活習慣病予防に
空腹の時間が続くと、体内で脂肪が分解されていきます。脂肪がなくなるメリットは見た目が変わるダイエット効果だけではありません。脂肪の中でも内臓脂肪は、糖尿病や心疾患、脳血管疾患など生活習慣病の原因に。内臓脂肪が分解されれば、生活習慣病にかかるリスクを大きく減らすことにつながります。
③老化の予防に!?
2016年に東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したのが、細胞を内側から新しく作り替えるオートファジーの研究。細胞が生まれ変わると生活習慣病や感染症の予防、肌や筋肉の老化を抑えることにもつながるといわれています。 オートファジーは常にゆるやかに働いていますが、体が飢餓状態になると活発化するとされています。その目安が、最後にものを食べてから約16時間と言われています。
ちょこっと生化学(エネルギーを作り出す仕組み)
簡単に解説すると人は脳にエネルギー(ATP)を賛成するために糖を使います。糖が枯渇してくると人は脂肪を使ってケトン体を作りエネルギーに変えていきます。この状況になるのがオートファジーの正体です。
カルダモンの朝食
朝食を抜くといいといわれても朝からがっつり勉強する子供たち、バリバリ働く大人たち。皆お昼まで空腹で体調が悪くなり本来のパフォーマンスを出せない可能性があります。私もまったくの朝食は無理だし、珈琲の相棒がいないと寂しいです。そこで朝食におすすめの食べ物をご紹介。
- 素焼きで味つけのないナッツ
- チーズ
- 無糖ヨーグルト
- 生野菜
血糖値を上げないもので、200kcalまでであれば断食時間中に食べても問題ないそう。特にナッツは不飽和脂肪酸やビタミン、ミネラルも豊富なのでおすすめです。
私は仕事のある日は紹介したような朝食を、休日はパンが好きなのでしっかり食べてます。(笑)
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