カルダモンの腸活習慣

きのこの豆乳カレー セルフメディケーション

梅雨はどこに行ってしまったのでしょうか。空の色、雲の高さがもう夏ですね。そのうち蝉も鳴きだすのではないかという6月の終盤。

四季のある日本では季節ごとに旬の食べ物があり、それに合わせて食べるものを変えていくと良いといわれています。しかし変わりゆく季節の中でもしっかり維持すべきものがあります。コロナになってからブームが加速した腸活です。今回は腸活について一緒に考えてみましょう。そして独身の私でも簡単にできる腸活をご紹介させていただきます。

そもそも腸活とは?

腸活とは腸内フローラを整えるということです。腸内フローラを整えるということはつまり、善玉菌を増やすものを積極的に摂ることです。善玉菌とは腸内の環境を整えるために活躍してくれる良い菌だと思ってください。
その善⽟菌を増やすには、 善⽟菌を含むものと合わせて善⽟菌のエサとなるものを摂ってあげることが効果的。
「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」を毎⽇の⾷事に取り⼊れるのがおすすめです。

シンバイオティクス(両方を組み合わせること)

プロバイオティクス

宿主に有益な影響を与えると立証されている生きた微生物、またはそれを含む食品。と定義されています。具体的には発酵された食品がそれにあたります。

例)納豆、キムチ、ヨーグルト、チーズ、味噌、ぬか漬け

プレバイオティクス

大腸にすむ善玉菌の栄養源になる食品と定義されます。具体的には「食物繊維」や「オリゴ糖」が腸内で菌の数を増やす助けになります。食物繊維には水に溶ける「水溶性」と水に溶けない「不溶性」があります。便をやわらかくしたい場合は「水溶性」、便の量を増やすことで腸を動かしたい場合は「不溶性」が効果的です。善玉菌の増殖に特に効果があるのは、「水溶性」の食物繊維です。

例)水溶性食物繊維を多く含む食べ物

野菜類(ごぼう、にんじん、小松菜、おくら、ブロッコリー、ほうれん草)、豆類(納豆)、いも類(さといも、こんにゃく)、海藻・きのこ類、果物

例)オリゴ糖を多く含む食べ物

野菜類(玉ねぎ、ごぼう、ねぎ、にんにく)、果物(バナナ)、豆類(大豆)

カルダモンの腸活習慣

以上を踏まえて薬剤師カルダモンが現在習慣としている食事による腸活をご紹介させていただきます。これは一人暮らしを始めて間もなく10年、意識せず続けてきたことで、仕事で時間の取れない方々にも自信をもっておすすめできる内容となっております。ぜひ参考にしてみてください!

朝:白湯

腸を動かしてカラダも温めるために、沸騰したお湯に水を注いで50℃くらいにした白湯をゆっくり飲みます。毎朝の習慣として、目覚めて15分以内に行っています。

昼:お弁当

お昼はお弁当を作っております。お弁当に発酵食品は気が引けるのでプレバイオティクス(善玉菌のエサ)を意識しております。毎日は大変なので週末にまとめて、ひじきや切り干し大根を作っています。

ひじきは特にお勧めで、にんじん、大豆も合わせればごはんのおかずにもなってくれます!

夜:納豆、キムチ、オクラ、小松菜、なめこのお味噌汁

夜は発酵食品を食べるチャンス!!あまりお腹すいていないときは白米を豆腐に置き換えて、キムチと納豆をかけて食べるのがおすすめ!(益若つばささんがおすすめしてました。笑)おすすめのキムチはこちら↓ 納豆はひきわり納豆が納豆菌が多くおすすめです。


そして野菜、きのこをたっぷり入れたお味噌汁も飲んでおります。ただし毎日だと塩分が心配なので生野菜サラダ(水溶性食物繊維を摂る目的)と交互にするようにしています。どうしても発酵食品は塩分が高くなりがちなので注意しましょう。

腸の状態を健康に保つことは、免疫力を上げ体の健康を保ち、美容にも良いといわれております。根本を変える食生活習慣の見直しを始めて、健康寿命を延ばしていきましょう。

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