以前、フジテレビで放映中の「セブンルール」でカレー店「サンラサー」の店主有澤まりこさんが特集されていました。取材の中で有澤さんがおっしゃっていた言葉にとても共感し、少し私の考えを書きたいなと思いました。
「スパイスってイコール漢方なんです。自然のものから健康になっていこうということをインドのお母さんはスパイスでやっていた」
そうなんです。「漢方」って日本だと漢方薬のイメージを持つ方が多いと思いますが、漢方の考え方では「一に養生、二に薬」といわれ、まずは薬に頼らず養生を実践することが大切と考えます。
そもそも漢方ってなに?
漢方は「漢方薬」だけではなく、「薬膳」「気功」「鍼灸」なども含まれます。
より大きく捉えれば「アロマ」「ヨガ」「スパイス」なども同じ枠組みに入ります。たとえばアロマテラピーでよく用いられるラベンダー、カモミール、ベンゾイン(安息香)、パチュリ( 霍香)などは気の巡りをよくする効果があり、その作用がリラックスに繋がっています。ヨガも同様に、からだのゆがみが改善され、滞っていた気(エネルギー)が巡り始めるのを感じることができます。
これらはすべて健康のため、病気にならないためのライフスタイルです。日常生活から漢方を取り入れることで病気を予防し、快適な日常生活に繋がります。
漢方を取り入れる手段の一つとしてスパイスカレー、ジムでのヨガレッスンなど身の回りにカジュアルに取り入れられるものがたくさんあります。楽しみながらその時の体調、季節、気候に合った漢方の取り入れ方を紹介していきたいと思います。
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