働きながらの一人暮らしで、家に帰ってきてからごはんを作るのは本当に大変。だからと言って毎日外食だとお金がかかる。そんな独身の悩みを解決してくれるのが豚肉ですね🐽玉ねぎと生姜で炒めてもよし、茹でてポン酢をかけても良し、キムチと炒めても良し。安く手に入るし簡単調理で、ご飯のお供に最高なのです。これだけで豚肉は独身貴族の味方です!! 以上。
と、ここで話が終わってしまっては今までの健康を語ってる記事はなんだったのかとなってしまいますね💦今回は食卓の味方豚肉は健康の味方にもなりうるか。科学的な視点から考えてみたいと思います。
牛肉・豚肉、加工肉は健康に悪い。
いきなりタイトルから全否定。
豚肉の成分を思い返してみると、豊富なたんぱく質にビタミンB₁。子供の頃よく親に豚肉は疲労回復に良いと言われてました。
2015年世界保健機構(WHO)の専門組織、国際がん研究組織(IARC)が、「加工肉は発がん性があり、赤い肉はおそらく発がん性がある」と発表しました。
参考)
- 赤い肉(体に悪い)
- 牛肉・豚肉・羊肉・馬肉
- 白い肉(体に悪くない)
- 鶏肉
このIARCの発表によるとハムやソーセージなど加工肉は1日当たりの摂取量が50g(ホットドッグ1本、ベーコンスライス2枚)、赤い肉1日100gの摂取するごとに大腸がんの発症リスクが17~18%増加すると報告しています。
大腸癌ってどんながん?
大腸癌は上の図を見てわかる通り男女合わせて胃がんに次ぎ第2位の罹患数です。日本人の食生活の西洋化に伴い大腸がんは日本人で急激に増えているのです。さらに死亡率で見てみると男性では肺がん、胃がんに次いで第3位、女性ではなんと第一位となっているのです。
上のデータについて(図1)、追跡期間中に1,145例の大腸がん(結腸がん788人、直腸がん357人)の発生が確認されました。肉類全体及び赤肉・加工肉摂取量のランキングによる、結腸・直腸がんの相対危険度を比較しました。その際、年齢、飲酒、肥満など、大腸がんのリスクを高めることがわかっている別の要因の影響を取り除きました。
その結果、肉類全体の摂取量が多いグループ(約100g/日以上の群)で男性の結腸がんリスクが高くなり、赤肉の摂取量が多いグループ(約80g/日以上)で女性の結腸がんのリスクが高くなりました。男性において赤肉摂取量によるはっきりした結腸がんリスク上昇は見られませんでした。
この研究からいえることは赤い肉や加工肉を連日食べていると大腸癌のリスクが上がるよということでした。
独身貴族の食生活はどうすれば良いのか?
以上の点を踏まえると、赤い肉や加工肉を食べたら即大腸癌リスクアップということではないですが、多くの肉を食べ続けるとリスクが上がるよということです。
働きながらの食生活の中で豚肉や加工肉の存在はやはり貴重です。たまには魚や鶏肉に置き換えながらうまく付き合っていけば、やはり豚肉は独身貴族の味方になるんじゃないかと信じております。
以上生姜焼き大好き独身の独り言でした~
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