連日暑い日が続いています。私が日常で一番季節を感じる場所はスーパーの野菜コーナー。夏は彩り豊かな野菜達が出迎えてくれます。最近は季節感なく定番野菜達が並んでいることもありますがやはり旬の野菜はお値段が安い。昨晩の夕飯を考えていたら、飛び込んできたゴーヤ。今年は行く予定のない沖縄を感じずにはいられません。食卓だけでも沖縄へ!
ゴーヤチャンプルー
ゴーヤを手にしたら100人中100人がゴーヤチャンプルーを頭に思い浮かべると思います。いざチャンプルーに必要な食材たちを購入。うまく作れる自信がなくyoutubeでゴーヤチャンプルーの作り方を検索していたら素敵なチャンネルを見つけました。
“一人前食堂”
健康を意識した食材選び、薬膳情報、丁寧な料理がとても面白かったです。
しっかり塩で揉むと程よい苦味になります。調味料に最近お気に入りのヤマキの白だしを使ったのが正解でした。
苦瓜(ゴーヤ)の魅力
さて、本題の苦瓜(ゴーヤ)の薬膳的な魅力をご紹介。
ゴーヤと言えば苦味が体にこもった熱をとるため、夏のほてりや暑気あたり、夏バテ予防におすすめです。目の充血や痛み、口内炎や吹き出物、腫れ物、急性の下痢にも有効。また、暑さからくるイライラや肌のトラブルにもよいといわれています。
またゴーヤには豊富な栄養素が多く含まれています。
ゴーヤの濃い緑色の皮には、βカロテンが豊富に含まれています。また、中身はきゅうりと似たような色をしていて、淡色野菜の仲間で、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどもたくさん含まれています。
その中でもビタミンCが特に豊富で、ゴーヤには100gあたり約76mgのビタミンCが含まれています。その量は、キュウリやトマトと比較しても、5倍以上と言われています。依然ご紹介したビタミンCが豊富だと言われるキウイフルーツと比べても、100gあたりのビタミンC含有量はキウイ69mgのため、ゴーヤには非常に多くのビタミンCが含まれているということがわかります。
加熱に強い『ビタミンC』
ゴーヤにはビタミンCが多く含まれているだけではなく、加熱に強いビタミンCが含まれているのです。ビタミンCは一般的には加熱することで減ってしまうと言われていますが、ゴーヤに含まれるビタミンCは炒めても壊れにくい構造をしているという魅力的な特徴があるのです!
自宅で薬膳を意識しながら料理をする瞬間はカレーのみならず幸せなものです。皆様もぜひ夏バテを感じたときはゴーヤチャンプルーとオリオンビールで乾杯🍻
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