スパイスの女王と呼ばれ、高貴な香りを漂わせるカルダモン。カレーやチャイのスパイスによく使われますが、カレーに入れるといまいち香りがぼけてしまいます。何とかカルダモンの爽やかさを存分に感じるカレーが作れないか試行錯誤してきました。
自宅で1時間程で作れてしまうので、よかったら作ってみて、おすすめのアレンジやアドバイスがあれば教えてください!
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レシピ
用意するもの
玉ねぎ1個
トマトピューレ 大さじ1杯(生トマト1~2個相当)
ニンニク 1片
しょうが 1片
青唐辛子 2本(辛いのが苦手な方はししとうで代用)
米油 大さじ2杯 (サラダ油でも可)
ココナッツミルク200㏄
水200㏄
塩 小さじ1.5~2杯
鶏もも肉 200g(軽く塩コショウお酒で下味)
ホールスパイス
マスタードシード 小さじ1杯
鷹の爪 1本
カルダモン 4個(カルダモンのホールが手に入らない場合はパウダー小さじ1杯でも可)
フェンネルシード 小さじ1杯(なくても可)
パウダースパイス
コリアンダー 小さじ1.5杯
チリパウダー 小さじ0.5杯(辛いのが苦手方はパプリカパウダーで代用)
ターメリック 小さじ1/3杯(なくても可)
作り方
1)フライパンに油大さじ2をひいてマスタードシード小さじ1杯を弱火でぱちぱちはじけるまで。マスタードシードの香ばしい香りを油に移します。
2)はじけてきたらそこにその他のホールスパイスを加えます。フェンネルシード、赤唐辛子から気泡を出るまで。カルダモンは殻を割って入れるとより香りが立ちます。
3)玉ねぎと塩小さじ1杯加えて、油がなじんで色が透けてくるまで炒めます。その後すりおろしたニンニク、ショウガと細かく刻んだ青唐辛子を加えます。
4)ここからは強火で焦げ付かないように少量の水を加えながら焦げる手前まで炒めます。そのあとトマトピューレを入れて水分を飛ばします。
5)パウダースパイスを加えます。もしカルダモンホールがなくてパウダーならあるという方はこのタイミングでカルダモンを他のパウダースパイスとともに加えてください。
6)一度火を止めてスパイスと玉ねぎを絡めた後1~2分炒めます。そのあと一口大に切った鶏肉を加えて表面を焼きます。ここで良くお肉と玉ねぎを絡めます。
7)ココナッツミルク200㏄と炒めたものを鍋に移します。フライパンについた残りの焦げなども、旨みなので200㏄の水で洗いながら鍋に入れて混ぜ合わせます。
8)あとは弱火で煮るだけです。とろみが出てくるまで20分程度ふたをしないで煮込みます。
これで完成です。
1日中家にいると心も身体も優れませんが、カルダモンの香りでリラックスし、体に優しいカレーを食べて身も心もリフレッシュ!
カルダモンとは
カルダモン: 生薬名 小荳蒄(ショウズク)
ショウガ科 ショウズク属
医薬品としても用いられており芳香性健胃薬つまり胃腸薬の原料にもなります。胃もたれしているような方に効果的です。アーユルヴェーダでは鼻の病気や偏頭痛に用いられます。
漢方薬としては香砂養胃湯に含まれています。
料理としてはカレーやチャイはもちろん、中東ではカルダモンコーヒー、北欧ではカルダモンロール(シナモンロールのカルダモン版)など幅広く親しまれています。生クリームにカルダモンパウダーをかけてもよく合います。
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