薬剤師が作る薬膳カレー

薬膳カレー

2022年が始まってすでに間もなく半年が過ぎてしまいます。あっという間ですね。ぼーっと過ごしていると時が去ってしまうので、目標を立てて一つずつ実行していきたいと思っています。

漢方をカジュアルに。をテーマに、日常に漢方を取り入れながら、丁寧な暮らしを


この1,2年は一人で過ごす時間がが増え、自分の生活、価値観の整理ができた貴重な時間だったと思います。この先の状況はまだわかりませんが、今年は考えたものを作り、発信していく1年にしたいです。
カルダモンという名でinstagram,twitter,noteなどのSNSを始めたきっかけは、暮らしの中でより多くの人に漢方を身近に感じてほしいと思ったからです。漢方の考えを基に丁寧な暮らしを心掛け、少しでも生活の質の向上に貢献出来たらと思っています。

薬剤師が作る薬膳カレーを完成させる

今年の目標の一つはタイトル通り、オリジナルの薬膳カレーを作ること。
漢方の考えを存分に取り入れながら、健康的でおいしいカレーを作れたらと思っています。
薬膳カレーとは… インドカレーや市販のルーで作ったカレー、最近流行りのスパイスカレーとの違いは何でしょうか。

薬膳とは

「漢方薬と食材とを組み合わせた中国料理。 健康増進、病気の予防と治療、延寿を図る。」 と広辞苑に記されています。
薬膳カレーを言葉で定義すると漢方の理論に基づいて、体質や症状、体調、季節などに合わせて組み立てるカレーだと考えます。

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漢方の視点から実際に使う材料を考える

カレーを構成するものは
①調味料(主に油と塩)
②お米(穀類、豆類)
③スパイス
④野菜
⑤お肉(お魚)
以上5点。

①②に関しては量の調整は必要ですが基本的に固定できるもの。なるべく体により良いもを選んでいきたいです。
③は漢方理論の見せ所。今後記事で紹介させていただきたいと思っている、陰陽、五行、気血水などの考えから体調に合わせて変えていけるものです。
④は身土不二(土地で育った旬のものを食べる)、一物全体(ひとつのものを丸ごとすべて食べること)の考えを取り入れて、季節の移り変わりに合わせて選択していく楽しみがあります。
薬膳の考えではお米と野菜とお肉のバランスは6:3:1が理想と言われています。この構成を意識しながら、「薬剤師が作る薬膳カレー」を作り上げていきたいと思います。

薬膳カレーを作っていく中でカレーだけでなく漢方の知識や漢方を取り入れた暮らしを学び、生活の質を高めて、健康的な生活、病気の予防につなげられたらと考えております。

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