あけましておめでとうございます。カルダモンは友人と貸切サウナに行って整い、中華でフカヒレスープを飲み、年明けはワカサギ釣りと充実した年末年始を過ごせました。まだまだ世間の情勢は不安定ですが、一歩ずつ自分の目標に向かってやるべきことをやっていきたいとおもっております。
2023年、コロナの動向
ここ最近コロナ収束なんて言葉が聞かれますが、実は患者さんの数はそんなに減っておりません。私の勤める病院でもあまり減っていると言う感覚は持てません。この実感と世間の感覚のずれは何かというと、コロナは病院で治療するという時代から自分で検査して自分で治療すると言う時代に変わってきたのだと思っております。もちろん持病、治療中の疾患がある方は治療している病院に行き医師の診察が必要かと思いますが、健常な方に関しては自分である程度対応する必要があります。
実際先日のニュースではコロナを感染症法の分類で引き下げの検討に入ったと言われています。

最近はコロナの検査をやってくれる医療機関は少なく、特効薬があるわけでもありません。ですので自分で薬局に行きコロナ検査キットを購入し、解熱剤、咳止めを選ぶ必要があるわけです。
しかし今まで日本人の意識の中では何か問題があれば、病院、クリニックに行って医師の指示をもらって薬剤師の言われた通りに薬を飲むと言う流れでした。自分で判断して薬を選んで病気を治すという力が鍛えられていません。
セルフメディケーションとは
セルフメディケーション。医療、健康に興味がある方なら聞いたことがある言葉だと思います。WHOの定義によれば「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てする」こと。 つまり、病院やクリニックで処方せんをもらわなくても、薬局で購入できる一般用医薬品(OTC医薬品)を上手に利用しながら病気の予防や体調管理を行い、自分の健康を自分で守ることです。
そこで今年の薬剤師カルダモンのテーマとしては、セルフメディケーションの力を身につけるための情報発信を行っていきたいと思っております。
セルフメディケーションのメリット
今回はセルフメディケーションのメリットをご紹介させていただきます。

上図の1、2の部分を薬剤師カルダモンがSNS、ブログを通じて情報発信していければと思っております。3、4は未来の日本の医療体制、社会保険制度を考える上でセルフメディケーションが推進されれば貢献できると思っております。5のセルフメディケーション税制に関しては知らない方も多いと思いますが、国が未来の医療のために設けた制度です。ぜひ知っておくべきだと思います。

薬局販売されていてこの制度の対象となる薬品は約2500種類です。以下のマークが参考になるので薬局に立ち寄った際探してみてください。

このブログでは皆様の健康寿命を伸ばすために、自分の体は自分で管理すると言う力を身につけていけるような情報発信を引き続き行っていきたいと思います。
コメント