コロナが騒がれた2020年から2年間、ひたすら家でスパイスカレーを作り続けてたどり着いた近所のスーパーで買える食材だけで作れるもっともシンプルなスパイスカレーの作り方を今回は紹介させていただきます。
今回紹介した作り方はどんなカレーにも応用可能になりますので、スパイスカレーの幅が広がって皆さまが家で楽しんでいただければと思っております。
用意するもの(2人分)
油 大さじ2杯(サラダ油でもよいですが、スパイスの香りをつけるにはどうしても油の量を多めにします。量は減らせないので少しでも質のいい油を使うことをお勧めします。米油や太白ごま油など香りのしないものがおすすめです)
塩 小さじ1.5~2杯(油と塩がカレー作りには軸となるのでここは2~300円追加してよいものを使うと、身体への負担が少なくなります。)
玉ねぎ 1個
トマト 1個 (トマト缶・ピューレ・ペーストでも可) トマトピューレを使うとすでに濃縮されているため水分を飛ばす手間が省けます。カゴメのトマトペーストは一回使いきりなのでたまにしか作らない人におすすめです。
にんにく 1片
しょうが 1片
コリアンダーパウダー 小さじ3杯(マスト👆)
鷹の爪 1個
クミンシード 小さじ1杯
チリパウダー 小さじ(0.5~1杯)辛さが苦手な人はパプリカパウダー
ターメリックパウダー 小さじ0.5杯(なくても可)
お好きな具(写真は鶏肉、オクラ)
水 400~450㏄
料理行程
①フライパンに油大さじ2杯、鷹の爪1本を入れて約30秒弱火で香り、辛さを油に移します。
②クミンシード小さじ1杯を加えてクミンから気泡が出てるまで弱火で炒めます。この時点でかなりおいしい香りが漂ってきます。クミンは焦がさないように注意してください。
③上の写真の様に玉ねぎ1個分を半分の半分に切って繊維に沿ってスライスしたものを中~強火で炒めます。
④玉ねぎがしんなりして透き通ってきたら、すりおろしたにんにく、しょうがを加えます。この時辛い物が好きな人は青唐辛子を細かく刻んで加えるのがおすすめです。
ポイント:玉ねぎを炒めるときはこげそうになったら水を少量足して色づけながら炒めていくときれいなあめ色に近づきます!!
⑤玉ねぎが上記の写真の様にこんがり色づいてきたら一度火を止めてトマトピューレを入れます。そのあとは弱火で玉ねぎとなじませて水分を飛ばします。(3分)生のトマトやトマト缶を使う場合は中~強火でしっかり水分を飛ばしてください。
⑥一度火を止めスパイスパウダー(コリアンダー、チリ、ターメリック)を加えます。
⑦お好みの具材(今回は鶏むね肉とオクラ)を弱火でスパイス玉ねぎペーストと絡めます。(肉の表面が色づくまで)
⑧あとは水400~450㏄(少しづつ加えてお好みのとろみに)を加えて煮込みます。煮込み時間は15分~20分程度。蓋はせず、多少とろみが出て油が表面に浮いてくる頃が目安です。
⑨最後に塩を加えますが、ここが一番大事です!!
まず塩を入れない状態で味見してみてください。この時点で味わい深さがあります。次に塩小さじ1杯加えて味見です。すると一気にスパイスの香りが引き立ちます。ここからはお好みで小さじ半分ずつ加えてみてください。他に調味料は一切使わないため塩加減ですべてが決まります。
完成です!全行程合わせて慣れれば3~40分です。
これだけの食材で体に優しい簡単スパイスカレーができてしまいます。ここからいろいろなスパイス、具材、水を豆乳や生クリームにするなど組合わせてみると様々なカレーが楽しめます。
シンプルスパイスカレー🍛で気分転換していきましょう!
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